安定したハミ受けを保って運動したい
 こんにちは。
 乗馬を初めて2年、200鞍、30代女性です。普段は部班レッスンの大手乗馬クラブと月一度乗馬学校に通っています。将来は2級を取り、10年後は馬場の競技会にでてブルーリボンを取りたいです。障害も80センチくらいは飛んでみたいです。
 下記のとおり相談いたしますので、宜しくお願い致します。

 レッスンの後半に起こることですが、馬がハミに収まりません。馬の背中がよく動くようになり、頭から尻の終わりまで台形に広がったような形になっている感じです。なぜだか分りませんが項が盛り上がり、ハミに重さがかかって乗っかったかと思うと数歩進んだところでいなくなります。頭の位置が変わるので馬場レッスン(駈歩なし)騎乗していて、どこに馬の頭を保てばいいのかまったくわかりません。
 拳が強くて苦しんでいるのかと手綱を伸ばしたりすると、馬が脚下からばらけていなくなる感じがします。再度レーンがあったときは、後ろ脚からハミに力が向かってきて跳ね返るような感じがしましたが、最終的にはすべてホースのように口からジャーと力が抜けてしまい、馬の力が上にあがってこなかったので力の無駄使いをさせているような感じでした。
 レッスン後先生に、馬の頭が定まらず馬の口もハミからいなくなるというと、それは馬がハミで遊んでいた状態でいい状態ですということでした。なので、私がここがハミの位置だと決めてしまえば馬の頭がそこに収まるといいました。また別の先生は、もっと推進して薬指のところをサスペンションのように握る離すをすれば収まってくるといいました。また、他のレッスンで他の先生に聞いたところ今は感覚を養えばいい。気にするなといいます。
 私としては馬の頭を定めてハミに馬が乗ったりいなっくなったりしない、安定した状態で騎乗したいと思っています。
 アドバイスいただけますでしょうか。どうぞ宜しくお願い致します。

(30代・女性・乗馬歴2年・200鞍程度)
 ご質問がよくわからないところがありますが、安定したハミ受けを保って運動したいということでしょうか。
 部班レッスンでは(上級者同士の部班であれば別ですが)先頭馬以外では、ハミ受けまで考えて乗るのは難しいのではないでしようか。前の馬が一定のペースを保ってくれた上で、一定の距離を保って運動することが必要だからです。
 また馬の口は一頭一頭(良い悪いは別にして)違いますのでその馬に合わせたハミ受けで乗るのはかなりの経験がないとうまくいきません。
 一般論を言えば、安定した拳と、必要に応じた推進力があれば馬はハミを受けて運動するはずなのですが・・・。
 部班では、馬の口とは軽いコンタクトを保って、馬のリズム、乗り手の重心やバランス、回転での脚の使い方等を考えて練習すればよいでしょう。そうしたことに気をつけて乗ることが良いハミ受けを身に付けることにもつながります。それでも物足りなければ、別のレッスンを受けることを考えるしかないでしょう。

(ジョーバ博士)


戻る